Apr 19th 17
よくやく春めいてきました。
街にも新入学や新入社員の初々しい姿を目にします。
何かが始まったり、切りかわったりする事が多い、4月。
気持ち的にも、新しく何かに挑戦したくなる、そんなワクワクする季節でもあります。
今年の春は、あなたにどんな、変化をもたらしてくれていますか?
「心機一転、引っ越した」「転職した」「昇進した」「結婚した」「ジムに通うようになった」「尺八を習い始めた」などなど、環境や出来事の変化によって日常生活がイキイキしてきた方も多いでしょう。
ところが、やる気になって始めたものの何だかチョット疲れてきたぞ、あれれ、と感じ出すのが連休明けあたり。これって、5月病? それともうつ? と心配になりますね。
今から50年以上前、アメリカのホームズとレイが、人はどのようなライフイベントでストレスを感じるかを研究し、43項目のイベント毎にどれくらいのストレスがかかるかを数値化(Social Readjustment Rating Scale:SRRS)しました。
その中で一番大きなストレスとなるのが「配偶者の死」、次いで「離婚」「別居」「肉親の死」と続きますが、中には「結婚」「妊娠」「新しい家族が増えた」「栄転」などもあり、たとえめでたいことでもそれに伴う環境の変化は時にストレスになると言われています。
ストレスは外部の刺激に対する反応の事。(http://www.corecode.jp/blog/archive/00036.html)
一般に悪しきことだけストレスと捉えがちですし、また大きな環境や生活上の変化だけではなく、小さな変化の積み重ねが、ストレスになりうることもあります。
スタートダッシュをきって始めたものの、なんだか継続できていないとか、疲れたなと感じたら、
始めた事がストレスになっていないか見直してみるといいかもしれません。
継続していない、飽きるというのはもしかしたら、余分なイベントを自然に削除している、のかもしれませんね。
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