Nov 8th 11
食欲の秋ですね。
話題になったあの店の味を楽しもうと、並んで待っていて、やっと自分の番が来た!
と、思ったら売り切れ〜。
こんな経験ありませんか?
そんな時、あなたなら、どんな気持ちになるでしょうか?
「せっかく並んでいたのに、売り切れだなんて!」と怒る
「まったくついてない。」とがっくり哀しい気持ちになる・・・
期待した事が叶わないと、直後には、このように喜怒哀楽のうち怒か哀の
どちらかの感情が湧いてくるのではないでしょうか。
そして、
1「対応の悪い店だからきっと、きっと大したことないのに違いない」とか
2「くそ、満足気な顔をしやがって」と食事を終えて出てきた客に対して気持ちの中で八つ当たりしたり
3「大した時間並んでないし、無かった事にしよう」
とか、色々な考えで自分をなだめ始めます。
この自分をなだめるココロの働きを心理用語では「防衛機制」といいます。
防衛機制には、先の1のように理屈をつけて納得する合理化や、
2のような八つ当たりして発散する置き換え、3のような逃避のほか、
抑圧(がまん)、反動形成(今日は食べない!と気持ちと真反対の行動や考えをする)、
同一視(食べた人の気持ちになる)、補償(別のおいしい店に行く)などがあります。
自分の気持ちを整えるリカバリー作業がひとりできると、いわゆる「感情のコントロール」がうまい人になるのでしょう。
その時の思いが強いと、なかなかすぐには立ち直れないものですが、リカバリー作業をして、ちょっと強い感情から離れてみると立ち直り作業がうまくいくかも知れません。
と、本日の体験談を書く事で「次は絶対食べてやる」と思った次第でございます。(笑)
「ちょっと一息メンタルケア」一覧へ