Aug 31st 11
最近、首相や芸能人などの辞めかた、責任の取り方、その姿勢というものが取りあげられることが多く、「姿勢」という言葉について、ちょっと考えてみました。
「姿勢」という言葉には、物事に取り組む態度や生き様などの内面のスタイルを表わす意味と、からだの構え方や格好を表す外見的なスタイルの両方があります。
今回話題に登った方々の立ち姿を見ると、それぞれ背筋が伸びで比較的きれいな姿勢であることに気がつきました。
その個人への評価はさておき、自分の姿勢を持っている人というのは、内外両方がしっかりしているのだなと思いました。
さて、あなたは、自分の姿勢について意識されたこと、ありますか?
「ちょっと立って、気をつけをしてみてください。」と、お願いすると
たいていの人は、決まって背筋をピンと伸ばし、緊張感みなぎる姿勢をされます。
「楽に立ってもらっていいですよ」と伝えると
ほっーと息をして、背筋や腰がゆるみます。
「では自分の普段の姿勢をしてみてください」とお願いすると、「あれれっ???」と戸惑われます。
意外と自分の立ち姿勢って、みなさん意識していないようです。
自分の姿勢というのは、その姿勢でいて疲れない形であり、楽な分あまり意識しないもの。
身体は、楽な姿勢を保つために身体のクセやゆがみを補うポジションをとっています。
また人は、物事をやりやすくするために、姿勢を変えたりしています。
仕事に熱中するあまり、PC画面に近づこうとくびが伸びて猫背になっていたり・・・・。
怖いのは補った姿勢が普段の姿勢になってしまうこと。
鏡に映った姿勢は美しいですか?この姿勢はどこから来ている?
そんなことを気にしながら、ホレボレする姿勢にちょっと、戻してあげる。
そのことで、あんがい内面も修復されることがあります。
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