Jun 30th 11
震災太りなる記事を見つけました。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110621/trd11062114310014-n1.htm
かくいう私もこのところやたらとよく食べるのです。
身体が重い、だるいと感じ、どこか調子がわるいのかなぁと不調の方ばかり気になっていました。
しかし、体重をはかると・・・増加しておりました。
実際に重いのだから、だるくて当然ですね。
実は食べすぎもうすうす感じてはいたのですけど。(笑)
同様の話は、最近よく耳にしており、記事を読んで意外と食べ過ぎている方が、多いのではないかと感じました。
「人間には、もともとストレスがかかるとそれに対して闘うエネルギーを過度にためこむ防衛本能があり、特にストレスがかかると大量に分泌される「コルチゾール」というホルモンは食欲を高めてしまう。ストレスによって脳内の物質「セロトニン」が減ってしまうと食欲のコントロールができなくなってしまうこともある」と記事にも書かれているように、
動物は、外敵(ストレス)に対して「いつでも身を守るために闘う準備をしておく」ことが本能としてあるようですが、必要以上にエネルギーを溜めこんでしまうというメカニズムが、現代人にはあるようです。
ストレスのはけ口としてやってしまう過度な飲食。
はけ口と意識している際は、軌道修正しやすいですが、無意識で飲み食いしている場合は、変化を周囲から指摘されたり、自分で身体の重さや、だるさなどの不調を感じるなどで、徐々に意識することになります。
意識したら次に起きるのは「元に戻さないといけない」という思い。
しかしそれを行動に結びつけるのがなかなか難しい。
「しなければいけない」という強迫的な思いから、飲み過ぎ食べ過ぎの後の「罪悪感」が生まれます。
過度な罪悪感は自責の念を強くして、自己嫌悪につながりストレスになりかねません。
では、どうしたらいいか。
罪悪感を持つ代わりに、積極的に「食を楽しむ・味わう」という方向に意識の方向転換をしてみてはどうでしょう。ダメダメと自分に禁止令を出すと、さらにそれがストレスになって「食べてしまう」ということが・・・。
人間の持つ本能としての「元に戻す力」をフル活動させるには、時間が来たから食べるのではなく、「お腹がすいた、ああ、食べたい」と感じた時においしく頂く、そうすることでストレスが軽減し、疲労した脳が活性していわゆる「健康脳」となり、異常な食行動から脱出できると横倉クリニックの横倉恒雄院長も提唱しています。
http://www.kenkogairai.com/health/brain.html
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