Mar 24th 11
東北関東地震で被災されました方に慎んでお見舞いを申し上げます。
3月11日の大地震発生から、数日経過した現在も余震が続き、また原発事故における放射能の問題などにより東日本の広い範囲で緊張感が継続している状態です。
被害を受けなかったと感じている方々も自覚していないだけで何らかの緊張をされていると思います。
今、試しに、ぐっと力を入れてみてください。
どこに力が入っていますか?
手をにぎりしめている、歯を食いしばっている、眉間にしわを寄せている・・・そんな感じではないでしょうか? そして、息が止まっている。
これが、身体が反応する緊張の状態です。
不安から起きる緊張は、特に首に強く出て、肩コリや首コリに現れ、呼吸が乱れます。
首がこると脳に向かう血流が悪くなり、そのままにすると、目がかすんだり、頭痛がしたり、頭がふらついたりします。
緊張しているときは、このような状態が継続的に起きているんですね。
さあ、それでは緊張をゆるめましょう。
こうした緊張を解きほぐすのに効果的なのが、意図的に身体からゆるめること。
そう、身体から、身体から。
方法としては
1. 吐く息に意識して深呼吸をする
2. 両腕を上にあげて後に回し、前に回す を5回づつ
3. 首を手を添えて左右にゆっくり倒しストレッチする
4. 入浴、カイロなどで温める
寝つきが悪くなっているようなら、睡眠時にお腹を(へそを中心に)温めるとリラックスでき睡眠できやすくなります。
避難所でも積極的に体操を取り入れています。心がきつい時は身体からアプローチしていくことの大事さを改めて感じます。
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