Mar 5th 10
4年に一度の冬のオリンピック、数々のドラマがあり感動の毎日でした。
アスリートの強さとは、いかに上手に「あがる」ことではないかとキム・ヨナ選手を見て感じました。
「あがる」とは緊張すること、つまりストレスなのですが、以前も書かせていただいた(09・2月「ストレスって何?」)ようにストレスは、多すぎても、無くてもいけません。
あがり過ぎてしまうと本来の力が出ませんし、かといって緊張感が少ないと、よいパフォーマンスができません。
あがる(緊張する)ことはとても大切で、決して敵ではないのです。
要はあがり過ぎないことが大事です。あがっていることを感じると更にあがるってしまうこと、経験ありませんか。
「あがる」ことをネガティブにとらえず、一度「あがっている自分」を客観視してみましょう。
さて、そこであがり過ぎない対策を心身両方からやってみましょう。オリンピックでも、いい結果を出した選手の皆さんは「これだけ練習してきたのだから」とか「自分を信じて」とか「心」の部分では、自分自身を鼓舞したり落ち着かせたりしていました。
「身」の部分では、自分自身のリズムである「呼吸」を乱さないこと。浅田選手の見事なスケーティング後の緊張感、しかしキム・ヨナ選手の呼吸はスケーティングの最後まで乱れる事はありませんでしたね。
「あがる」ことを味方と捉え、じょうずにあがってみてはいかがでしょう。
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