Apr 16th 09
起業してから10年。この時期にある意味の「踊り場」を迎える傾向が多いように感じます。
例えば、入社3年未満の社員が全体の半数を超え、社員として行動する上で大切にしてもらいたいことが共有されにくくなった。
例えば、仕事、組織、顧客などに対する価値観がバラバラになってきて、これまでの成長を支えてきたDNA(競争優位を支える組織文化特性)が薄まってきた。
例えば、何となく組織の求心力が弱まった感じがする。
等々、経営に関して転機が訪れたとも言えそうです。
この時期、事業、組織の将来を展望し、大きな舵を切るタイミングを迎えた会社には、
CI導入のご検討をお勧めしています。
一方、これまでの理念やDNAを力強く継承しながら、組織を強化し、社員のモチベーションや誇りを高めたい場合に、お勧めしたいのが、「ブランドのための10年史」です。
「ブランドのための10年史」は、これまでの10年間の成長を牽引してきた原動力、DNAをエピソードなどの物語にして、冊子、映像にパッケージ化し、伝えていくためのツールです。
将来に向けた組織の強化、ステークホルダーとの関係強化を図るツールとして、全社員に配布したり、社内ワークショップやステークホルダーとのダイアログ(対話)などで活用してみてはどうでしょう。
経営環境が加速度的に変化している今日では、10年という歳月の中で、多くの社員が変化に富んだ体験をしている場合が多いのです。
従来の「社史」は過去の記録ですが、「ブランドのための10年史」は、その後の10年にしっかりした企業ブランドをつくっていくための活動に有効なツールです。
ご関心を持たれた方は、お問い合わせください。
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