Aug 15th 08
8月に入り今年も猛暑が続いています。体温より外気温の方が高い、なんてこともあり、息をするのも辛いくらい。日中外出していると、エアコンのよく効いた場所にたどり着くと心底ホッとしますね。これぞ、パラダイス〜。しかしそのパラダイスもしばらく過ごしていると、だんだん室温に体温が慣れてきて暑いという不快感がなくなる分、体の感覚を感じる意識が希薄になります。外が暑いと、どうしてもエアコンの設定温度を下げてしまい、結果、体は冷えてしまうのです。体の冷えは末端(手先)から始まって下半身から上半身へと拡がっていきます。室内で手足が冷たくなっていたり、「寒い」と感じたらそれは相当体が冷えている証拠。
冷えは、体表だけでなく内臓も冷やし、自律神経のバランスを崩してしまい、どうも体調がよくない、やる気がでない、だるいといった症状を加速させてしまいます。暑いから冷たい飲み物をたくさん飲むことで、さらに内臓は冷やされてしまい胃腸障害も起こしやすくなります。また、暑いとどうしてもシャワーで済ましてしまう方が多いですが、暑い夏こそおふろで全身を浸して温めてあげて欲しいのです。熱いお湯に入る必要はありません。
昨年は都内のコンビニのおでんの売り上げが非常に記録的に伸びたそうです。デスクワーク中心のビジネスマンやOLはよく冷えた社内にいらっしゃる分、冷えを感じて温かいものを欲しているのかもしれないですね。
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