May 2nd 08
4月からメタボリック症候群の予防をめざした健診が義務づけられるようになり、それに伴ってメタボ予防の関連の商品やニュースの話題がたくさん見受けられました。
先日TVで「ペットもメタボ化している」と報道が目に付きました。
デブ猫やデブ犬が多くなったのはエサのもらいすぎ(つまり食べ過ぎ)と運動不足が原因のようです。犬や猫は血管が丈夫なので、人間のように動脈硬化になりにくく、それに伴う心筋梗塞や脳卒中のリスクは少ないそうですが、糖尿病や白内障にはなりやすいそうです。また内臓脂肪が多いと免疫力は低下して病気にかかりやすくなるのは、人間と同じようです。そんな中で、日本獣医生命科学大の新井敏郎教授(臨床生化学)の研究グループではペット版のメタボリック症候群の診断基準つくりを始めたとか。住宅内で飼われることが多い最近の犬猫はいいエサをもらい、運動量は少ない…。ポイントは摂取と消費のバランスのようです。さて、私たち人間も改めて自分の摂取量と消費量を意識してみるのもいいのかも知れません。運動をしなきゃと構えるより日常の動作の中で消費活動を貯金するようなちょっとした意識がメタボ対策の一歩かもしれないですね。
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